岐阜工業ではどのように製品が出来上がっていくのか、機械と併せて紹介します。
お客様の要望・納期・予算などを聞き、こちらから大まかな提案をします。
元図や打ち合わせの内容をもとにCADで製図を行います。お客様への仕様や寸法確認、製作への正確な指示が出来ます。
CAD PAC
レーザー加工機を使用します。入力した文字や図形のデータをもとに、レーザー光線で金属の板に穴をあけたり、切断をします。なお簡単な切断はシャーリングマシンを使用します。
レーザー加工機
AMADA
LC-2415αWNT
メタルソーを使用します。丸歯が低速で回転してパイプなどを切断します。なお大型のパイプやH鋼などはバンドソーを使用します。
メタルソー
プレスブレーキを使用します。上下にある凹凸の金型でプレスして、板を折り曲げます。
プレスブレーキ
AMADA
HDS-1303NT
ボール盤を使用します。主軸に取り付けたドリルを回転させ、パイプなどに穴あけ加工を行います。
溶接で材料を接合していきます。下地材などは効率の良い半自動溶接、装飾面などはビードが小さく見栄えが良いTIG溶接を用います。
TIG溶接機
装飾面の溶接ビードをディスクグラインダー(通称サンダー)などで平坦にします。この作業の良し悪しが製品の装飾面の見栄えを左右します。
ディスクグラインダー
製作したパーツや部品を組立ます。扉などの可動パーツは機能を確認します。
仕上げ作業です。一般的にスチールは専門業者で塗装・メッキし、サビ止めは自社で塗装します。SUSは主に自社でHL・ミガキ・バイブレーション研磨仕上げを行います。
製品チェック・養生を行い出荷します。場合によっては現場施工を行います。